大地の芸術 | 妻の手しごと
2021.5.28

大地の芸術

大地の芸術

「うね」は、畑に作物を植えるための凸凹のこと。
昔は、全て手作業でしたが
現在は、機械で、下に肥料を入れながら
畝をたてることができます。

IMG_0385 3
(↑ タップしてください。動画が開きます)

筒から肥料が落ちて
同時に土が成形されているのが
おわかりいただけますか?

畝の凹の部分は、風や水の通り道です。
風通し、水はけがよくなり
病気を防ぐのに有効です。

また、嬬恋は、傾斜のある畑がほとんどなので
もし畝がなかったら
大雨が降った時
畑の土ごと苗が流されてしまいます。

畝があっても、最近のゲリラ豪雨では
こんなことに…


(上から水が入って、川のようになり、苗が流されてしまったところです)

当然嬬恋では、どの畑も
畝は傾斜に沿ってたてます。
雨の少ない地域に行くと
少ない雨水を蓄えるために
傾斜に対して横方向に
畝が立っている様子が見られます。

○゜⚪︎◦¨〜 ○゜⚪︎◦¨〜
キャベツが大きくなって
畑全面が緑になると
畝の美しいラインが見えなくなってしまいます。
見られるのは、7月ごろまで。

今だけ限定の 『大地の芸術』
限られた農地を最大限に活かす
農家の技でもあります。
ご覧になってみてください。

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