嬬恋村を商品としてカタチにする上で、必ず⾃問⾃答していること。それは「村の素材を活かしているか」「村を表現しているか」「村の魅⼒が伝わるか」ということ。それぞれの商品は、どんなカタチであれ、〝嬬恋村〟というベースがあってこそ生まれてきます。
私たちは、ものづくりを通して、村の多様な魅力を発信していきたいと思っています。
ごく普通の主婦である私たちには、潤沢な資⾦や、特別な技術があるわけではありません。あるのは、嬬恋村を愛する気持ち。そしてほんのわずかでもよりよいものに仕上げたい、こだわり尽くしたいというつくり手としてのまっすぐな気持ち。その想いに共感し、受け止めてくださる方々とつながることで、初めて想いはカタチになり、商品として生まれ変わります。
関わってくださるすべての人の想いものせて、想いはさらに膨らんで、ひとつひとつ私たちの手から世に送り出しています。
私たちの活動は、主婦たちの⼩さな、⼩さな〝⼿しごと〟です。そこにあるのは、嬬恋村の魅力をもっとたくさんの村外の人に知ってもらいたい。村に暮らす人たちにも、改めて嬬恋の良さに気づいてもらいたい。という願い。そして、その先には、次世代を担う若者や子どもたちが、ふるさとに誇りをもって、幸せに暮らすための土台をつくりたい。という大きな夢があります。
小さくとも一粒ずつ、丁寧にタネを蒔き、私たち妻の手にもできる嬬恋村の未来づくりをしていきたいと思っています。